
主人が全く子育てをしてくれない

彼女が全然家事をしない
このように、夫婦やカップルなど、パートナー関係において悩みを抱えている方は少なくありません。
筆者の友人ユミちゃんもその一人。

専業主婦だから、家事をするのはいいの。
でも子育てを私一人にまかせっきりなのはどうなんだろう?
本日は、このように、パートナー関係に悩むあなたにぜひ読んで頂きたい、アサーションに関する書籍についてご紹介していきます。
婚姻関係は親からの影響を受ける?
実は、婚姻関係、つまり夫婦関係は親からの影響を少なからず受けています。
もし仮に、あなたの夫が全く育児をせず、家事も手伝わない夫であった場合、それは、彼の父親がそうだったのかもしれません。
人は「自分がみてきたものしか判断基準を知りません」。
つまり、自分が経験したこと・見たこと・聞いたことしか、知らないのです。
例えば、不動産で務めたことがある人は、不動産の仕事内容について語ることが出来るでしょう。
しかし、不動産に触れたこともない人に「不動産の仕事ってどんなことするの?」と聞いても「わからない」という回答が返ってくると思いませんか?
つまり、子育てができない・家事ができない夫は「経験がない」のです。
親がお手伝いをさせなかった、もしくは、父がやっていなかった家庭環境であることがほとんどです。
自分の当たり前を疑え
逆をいってしまえば、あなたは「お手伝いするのが当たり前」「子育ては手伝うのが当たり前」とされる、素敵な家庭環境で育ってきているわけです。
しかし、そのあたり前は「あなたの家庭だけ」です。
常に怒るとき「普通〇〇でしょ」「常識的に〇〇でしょ」なんて言っていませんか?
それは彼の常識ではなく、あなたの常識です。
なにに対しても「当たり前」だと思わないこと。
パートナー関係に正解はないんです。
無知の恐ろしさ
実は、このように家のことが出来ない妻や、家庭を顧みることが出来ない夫は、無知であるだけの可能性があります。
意図的にやっているのではなく、です。
このように強い挫折を経験していなかったり、いつも甘やかされて育った人に多い現象です。
「誰かが助けてくれる」
「なぜおれがやらなきゃいけないんだ」
「なんで私がやるの?」
このように思ってしまうのは、無知で、それが正しいと思っている可能性が高いです。
そう教えられてきてしまっているわけです。
夫婦関係のアサーション
アサーションとは「自分の意見を相手の立場を尊重しながらしっかり伝えるコミュニケーションスキルのこと」です。
一度あなたのパートナー関係を見直してみてください。
相手を尊重しながら、話せていますか?
尊重をしつつも、自分の意見を話せていますか?
大切なのは、お互いの合意です。
例えば「夫は仕事、妻は家事育児」で分担に納得いく夫婦はそれでOK!
逆に「夫は家事育児、妻は仕事」「夫は家事と仕事、妻は育児のみ」これらで納得いく夫婦はそれでOKなんです。
常識に正して決めることが正解ではありません。
あなたたち夫婦の常識、カップルの常識でよいのです。
まとめ:アサーション力はどんな場面にも応用できる
いかがでしたでしょうか?
ぜひ、一度こちらの書籍で「アサーション」について学んでみてください。
内容は本当にシンプル。
お互いを尊重し、お互いが意見を述べて合意するための会話スキルについて書かれています。
長寿になった私たちが、支えとなるパートナーと心地よく過ごせるために、みんながアサーション力を高めてくれることを切に願っています。
それでは今日も元気に笑顔で過ごしましょう。

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