資本主義社会。
日本は、強き者が勝ち弱きものが負ける資本主義・弱肉強食の社会です。資本主義社会のメリットは「誰もがお金持ちになる可能性を秘めている」という点です。誰にでも可能性があるという点で、ある程度平等な気がしてきます。
確かに、社会主義であれば数字だけを見るならば、もっと平等かもしれません。ただ社会主義とは「みんなに平等に富を分け与える社会」であるため、いうならば「富を得たい人」からすると自由とは程遠い平等でない社会になってしまうわけです。
また、社会主義を通してしまうと、ビジネス設計自体意味がなくなるため、国が発展しにくくなるでしょう。
ただし、資本主義社会構造のこれを苦しいと思う人もいます。
自己実現は、もはや人々の自由を奪う「新たな罠」 「世界幸福度」上位のデンマークで、心を病む人が増えた理由 – ログミーBiz (logmi.jp)
この記事にもあるように「変化」「向上」に対してストレスを感じる人が多いのも事実。資本主義社会だからこそ、自己実現の自由があるからこそ『何か向上心を持たなければならない』という謎の使命感。わかる。私にもあります。
だからこそ、今そこにある幸せへの感謝がおざなりになって、自己実現にコミットしすぎている人は少なくないのではないでしょうか。
向上心を持って変化を愛し、仕事にコミットすることが幸せな人もいます。ビジネスごとが大好きな人に、キャバクラ時代はたくさん出会いました。そのような人からしたら「働かないなんてもったいなさすぎる」とか「資本主義社会なんだから、儲けてなんぼでしょ!何言ってんの」な話なのでしょうが、私はこの向上心にストレスを感じる気持ち、すごい理解できてしまうんですよね。
はじめは自分がダメ人間でぐうたらなのか……なんて思っていたのですが、そういう人、この時代に少なくないみたい。
『やらなければならないことなんて何一つない』
私が大好きなInstagramer、渋谷ゆりさんは、いつも前向きでポジティブな投稿をしてくださっています。彼女の言葉の一つが、これ。
セクシーボディを披露されている元グラビアの方ですが、今はトレーニングを中心に、マインドセットについて発信されている美女です。
そう、やらなければならないことなんて、人生に一つもないんです。
やらなければならないと言い聞かせているのは自分。やらなければならないことがある仕事を見つけたのも、始めたのも自分。やらなければならないことをやりたくないならやめればいい。手放せばいい。
そう簡単なことではないですが。
このマインド、今の世の中には必要な考え方だと思います。