【いらない保険】あなた実は保険貧乏?保険が要らない3つの理由〈前編〉

金融・経済

希様
希様

おはようございます!

ノゾミです($・・)/~~~

昨今、老後の年金問題や医療費問題について取り上げられることが多くなってきました。

ところで、あなたは保険に入っていますか?

保険がないと大病にかかったら不安だからねえ。

保険に入らないなんて考えられないわ。貯蓄性もあるし安全だし!

日本人は「保険大好き民族」。

このお2人のような考えの方も、少なくないと思います。

でも実は、あなたのお金が貯まらない原因は「保険」かもしれません。

本日の参考書籍は「いらない保険」。

長年保険業界で働いてきた保険のプロが説く、「保険はいらない」という真実が盛り込まれた最強の1冊です。

そして、FP2級取得の私が学んできて思う保険が不要だと言い切れるわけをお話したいと思います。

あなたの家計改善に必ずつながります。

胸が痛いかもしれませんが、最後まで見逃すことなく、読みすすめてくださいね。

それではスタート(*^^)v

保険を使う日はいつなのか?

まず初めに、保険を今日契約したとしてそれを使用するのはいつのことなのか、考えたことはありますか??

  • 医療保険→けがをしたとき(明日もあり得るし、起きないこともある)
  • 終身保険→死んだとき(明日もあり得るし、30歳契約なら70年後もあり得る)
  • 年金保険→一定の歳になったとき(30歳で契約・70歳支給なら40年後)
  • 死亡保険→死んだとき

例えばこの4種の保険はすべて、「不幸なことが起こったとき」に発生する保険ということです。

そして、頻繁に起こるものでもなく、数十年後もしくは怒らないこともあり得るというのが、「保険はいらない」理由のミソです。

つまり、保険は一種の賭け事であることを認識しているか?ということです。

30歳で契約し、31歳で死亡して、300万の死亡保険を得られる確率はそう高くはないはずです。

ほとんどが80・90・100歳まで生きるでしょう。

つまり、50⁻70年間お金を運用せず預け続けるということです。

じゃあ、銀行に預けたらどうなの

とは思いませんか?

銀行に預けたお金は手数料を払わずに受け取れます。

でも保険はなぜか手数料や税金が引かれたりします(もちろん引かれないパターンもある)。

そしてなぜか、お金を保険に預け始めた途端30年ほどはマイナスで推移。

貯金なのになぜか何十年もマイナスなんですよね…おかしくないですか?

そう、途中は保険会社が手数料を取っているからマイナス。そして儲けにしてるわけです。

儲からないなら保険ビジネスやるわけないですよね^^

保険はただの不安商法

保険は不安商法です。

これは悪質な詐欺やマルチでも使われる手法です。

  • 早く死ぬリスクがあります!→死亡保険はいかがでしょうか。
  • 長生きしたらお金が足りないリスクがあります!→年金保険はいかがでしょうか。
  • 病気になるリスクがあります!→医療保険

こんな感じでいわれると、人間は「損したくない」という気持ちが働いてしまいます。

得よりも損のほうが倍以上気になってしまう生き物なのです。

保険がいらない理由①:運用利回りが悪すぎる

2021年に保険に入った場合の例題

よく考えてみましょう。

わかりやすく例題として、2021年7月に保険を契約したとしましょう。

年齢は30歳で独身。終身保険(死んだらお金がもらえるもの)に入るとします。

  • オリックス生命の終身保険は、35年間月3780円の支払いで満期。
  • つまり65歳のとき払込金額が158万7600円になるということ。
  • 死亡保険金は200万円なので、+41万2400円となる。

ここまで見てみると、

やっぱり銀行預金より、保険のほうが得じゃないか!!

なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

でもよく考えてみてください。今の平均寿命は男性81歳・女性87歳です。

これは年々医学の進歩などにより、どんどん伸びていきます。

まあ短く見積もって80歳まで生きたとしましょう。

保険会社にお金を預けた期間は50年間と考えると…運用利回りは「0.012%」です。

じゃあ預金と変わらないのに、預金のほうが流動性(いつでもお金を引き出して使える)が高いなら保険である必要はあるのか?と問いたくはなりませんか。

運用利回りが悪い理由は単に、「手数料が高すぎるから」だということです。

受付嬢や保険の窓口の賃料は、いったい誰が支払っているのでしょうか?

このコロナの不況下でも、イオンや近くのスーパーなどに保険の窓口がどんどん増えているのはなぜでしょうか?

よっぽど儲かるのでしょうか?みんなに保険としてお金を払う側のはずなのになぜでしょうか?

さあここまで考えても保険は必要でしょうか??

では同じ金額を投資した場合の例題

では、投資信託に35年間月々3780円払いこむと、30年後は少なく見積もっても280.31万になります。つまり+121万5500円ということです。

これは利回り3%でこの金額です。

投資信託は平均3⁻7%の運用成果になりますから、280.31万~680.8万までの幅で受取金額が増える可能性があります

また、投資信託は、長期投資になればなるほどマイナスになる可能性がゼロに近づきます。

長くお金を寝かせておくならば、保険ではなく投資信託にするべきだということです。

また後日記事を作成しますが、医療保険に関しては、社会保険で必ず賄えます。

国の法律は日に日に変わる

国の法律は日に日に変わることをご存じの方は多いと思います。

消費税も3%から今では10%まで変化しています。

でも保険の内容は日に日に変化はしてくれません。

契約したら内容が変わることはありませんよね?

例えば医療保険。

メスを入れるような手術にはお金が出る契約が以前は主流でした。

でも今はほとんどが腹部鏡手術。つまり手術を受けても保険が受けられないなんてこともあります。

今はどうだかわかりませんが、何年何十年も前の保険を今使おうとしても、意味がなかったりつかえなかったりするんです。

  • 医療保険をつかおうと思ったら、これは契約に乗っていないので使えませんといわれた
  • 決まった病院での処置でないと使えないといわれた

こんなのは日常茶飯事です。

それなら同じ金額を積立貯金していく方がはるかに自由で有意義だとは思いませんか?

さあもうそろそろ保険を解約する気になってきましたか?(*^^)v(笑)


さあ、まだいらない理由は1つ目なのですが、一旦本日はここまで!

かなり長くなってしまったので後編へと続きます!

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