TDSのダッフィーはなぜ生まれ、なぜあそこまでの人気になったのか

金融・経済

先日、TDSに行ってきました。

TDSに行ったのはもう5.6年ぶりだったと思います。相変わらずダッフィー人気がすごく、みんな持ち歩いて写真を撮ったり並んだりされていました。

また、見たこともない❝ダッフィーフレンズ❞たちも増えていて。なんだかどんどん人気になっていくダッフィーについて調べたくなっていきました。

ダッフィーの設定諸々は省き、今回はなぜあんなに人気なのか?なぜ誕生したのか?ダッフィーがTDSにもたらす経済効果という『株主目線』で徹底リサーチしていきます。

ダッフィーはTDSの救世主だった

TDSが開園したのは2001年。開園当初「大人向けディズニー」として誕生したものの、今では考えられませんが、あまり人気が出ずゲスト1人当たり売上高9,178円という過去20年で最低記録を更新していたそうです。

しかし、2004年『ダッフィー』が誕生。初めの名前は『ディズニーベア』でした。

原作にないオリジナルキャラということもあり、はじめは特別な人気を持つことはなかったが、2009年ごろ各種アトラクションキャスト衣装をダッフィー用として販売したところ、認知と人気が爆上げ。同年のクリスマス頃には❝なぜか❞ぬいぐるみをパーク内で持ち歩き、写真を撮る女性が急増。

瞬く間に「ディズニーシーといえばダッフィー」という認知が普及しました。

人気の理由は原因不明!?

人気は戦略的ではなかった

オリエンタルランド商品開発部の後藤達美マネージャーは「本当のところ、なぜ流行りだしたのか、よくわからない」と回答していて、戦略的ではなかったものの、急激な人気を誇ったようです。

人気の理由は手触りとかわいさ

やっぱり手触りの良さとかわいさ。これに尽きるのではないでしょうか?

着せ替え出来るかわいさや楽しさもありますが、純粋に顔がかわいい。そしてフワフワで手触りもいい。昔からフワフワのクマのぬいぐるみって人気がありますから、人間が「かわいい」と感じる要素が盛り込まれているのがダッフィーといっても過言ではありません。

あの感触、あのかわいさ……一度は手に取ってみたくなるのではないでしょうか。

今では、ダッフィーたち専用の撮影スポットなんかも作られています。

オリエンタルランド株価

4661 5,470.00 +119.00 +2.22% : 株式会社オリエンタルランド – MSN マネー

ダッフィーのブレイクは2009年末頃。

2010年を境に、紆余曲折ありつつもうなぎ上りに成長しています。

2023年4月には株式分割を行い、そこからインバウンド需要や旅行需要の回復も相まって、株価が急成長しているのが見て取れます。

中国製ダッフィーは超レア!?

調べているうちに、面白い記事に出会ってしまいました。

【ダッフィー】あなたの知らない「中国製ダッフィー」の世界 中国製はビーズ入りだけではなかった!│ラギの するっとディズニー (sskumatei.com)

現在、ダッフィーはベトナム製で統一されているようですが、過去には中国製のダッフィーも存在していたそうです(人気がまだ出る前の2007年前)。ダッフィーは2008年を機に毛質が変更されているようで、その前に販売していたダッフィーは実にレアだそう。

また、その中でも『新毛の中国製ダッフィー』は特にレアなようで『チャイナ君』と呼ばれるまでに……マニアの中ではコレクターもいるのではないでしょうか??

希様
希様

そもそもこんなにも前から存在していることも知りませんでしたし、製造先が違うものもあるなんて……世の中は知らないことばかりですね。

まとめ:ヒットの秘訣が分からないヒットもある

ダッフィーは、図らずとも人気にのし上がった実力者。

ダッフィーの見え方が変わりました(笑)

ディズニーシーにただ遊びに行っただけでしたが、こんな面白い発見があるとは思いませんでした。お出かけ先でちょっと意識してみてみるだけで、世界が変わります。株を企業を『見つける癖』をつけてみてはいかがでしょうか。

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