私の本業は、いったい何なのか……といった具合にいろいろな種類の仕事をしているサイト主ですが。現在行っている仕事の一つに、SNS運用代行があります。主はInstagram。
元々、SNSは嫌い。時間を取られるのがもったいないと思っているし、人と比べてしまいがちだったり、いいね!が人生のすべてだと感じてしまっている人が多く感じるためです。仕事じゃなければ利用しません。
しかし、仕事柄、Instagramの投稿やストーリーを随時チェックしたり、リサーチする必要があるため、人一倍SNSに触れる機会は多いです。
そもそも、その時点で苦行ですが、たまに心底ウンザリするのが、「誹謗中傷まがい」のコメント・DMです。なぜ「まがい」と表現するのか。そこには理由があります。
SNSには誹謗中傷と思っていない誹謗中傷が横行している
誹謗中傷をしてやろう!誹謗中傷を送って傷つけよう!……正直こんな超あほな人もいるのはいるのでしょうが、段々法が整備されたり、システムが強化されるようになり、誹謗中傷!!!(ででん!)みたいなひどい書き込みは減っているように感じます。
まあ、未だに掲示板やネットニュースなど、民度の低いサイトには横行しているかもしれませんが、今のお受けさせていただいているSNSアカウントでは、誹謗中傷らしいコメントやDMは存在していません。しかし、誹謗中傷まがい=誹謗中傷と思っていない誹謗中傷はたくさん届きます。
などなど、「それ友達にだとしても言うの?聞くの?」という内容の数々。ネットで顔が見えてないから言いやすいだけなんじゃない?
誹謗中傷はごく一部とは理解しつつもモヤっとするよ
誹謗中傷はごく一部。
100人いたらほんの数人レベルが書き込んでいるだけ。
こんなのはよく耳にします。でも、15人は好反応・80人は無反応・たった5人だけが誹謗中傷をしているだけ……なのに、たった5人が放った言葉のナイフのほうが、刺さります。
もちろん、修正したり、良い提案をいただけることもありますが、「あれ、これ悪意あんのかな?」「これ敬意とかねえな」「無料のInstagramで情報を発信しているのにどこまで求めているのかな?」「無料でお得情報を提供しているのに、アフィリエイトで儲けていそうに見えたら気分が悪くなるのはなぜかな?」こう思うことも多々あります。
言葉を発するということは、必ず誰かを傷つける。
これは、はあちゅうさんの書籍に書かれていた文章です。記憶あいまいで表記しているので、こんな感じのニュアンスだったと捉えてください。
言葉は、人を殺せます。
SNSなど、インターネットの普及はいろいろな可能性を生みました。便利さも拡大しました。しかし、インターネットがなければなくならなかった命もきっとある。(もちろんインターネットがなかったからなくなった命もある)
言葉について深く考えて発信・発言できる人が増えていったらいいのにと説に思います。
言葉に振り回される人生はもうこりごり
筆者が依然働いていたキャバクラの黒服は、言葉のトラブルメーカーでした。あっちにもこっちにもあることないこと吹き込んだり。陰湿極まりない発言・LINE・接客の数々。とてもいやな気持になりましたが、代わりに言葉の重要さを再確認するきっかけになりました。
これを本当に読んでほしい、陰湿な人に届けることはきっと不可能でしょう。どちらかといえば、陰湿な人に傷つけられた人が、読んでくださっているのではないでしょうか。
話そうと思えば、たくさん、言葉に振り回された経験があります。
でもきっと、振り回してしまってもいるのだと思います。
言葉について今一度考え、自分にも相手にも気持ちいい言葉を使えるようにしたいと今ここに決意致します。ゴールデンウィークもあと二日ですが、自分の人生にも言葉にもお休みを与えてみてくださいね。
自分に余裕がなければ、他人へのやさしさは生まれません。