「人はバーチャルの世界で生活するようになる」ってこういうことなのか

マインドセット

柄にもなく、最近はVtuberの配信アプリを覗いています。その名もイリアム

新感覚Vtuberアプリと謳われていますが、他の配信も配信アプリも見聞きしたことないため、何が違うかは1ミリもわかりません。そんな初心者でもハマりました。

きっかけは、リアルな友人。

私が10代のころから知り合いのお姉さん(年上だが童顔でかわいい感じなので立場はいつも逆な気がする……)が「Vtuberでデビューすることになったんだよね!」とInstagramの親しい友達に挙げていたことがきっかけです。

彼女は、もともとアニメやコスプレが好きなイメージがあったし、すごく似合うお仕事だとピンときて、それとともに応援したいから聞いてみたい!と連絡しました。それで知ったのがイリアムというアプリ。

イリアムでは、いろんなキャラクターに扮した配信者が集まっています。当時は、おお、これがVtuberというものかと、驚きを隠せなかった自分もいました(笑)

なんせ、オタク界隈・アイドル好き界隈・アニメ好き界隈(?)みたいなコミュニティに属したことが1度もなく、謎のあいさつやルール・顔文字での盛り上げ・界隈同士のコミュニティなど、知らないことが多すぎたものですから、正直最初はおお。。。となりました。(今もたまにギャップを感じることは多々あり)

というのも、界隈で仲間意識が芽生えている方たちも一定数いて、何かわからず知らない人の配信している枠に入ってしまうと、冷たくあしらわれたり、ああ、これ私を追い出したいんだなってこともしばしば。。。(笑)これはこれで面白かったけど(笑)

とはいえ、私の友人もVtuber界隈は初めてだったらしく、やさしくて居心地の良い空間創りをしていて、初心者のわたしでも安心してはいることができました。今では彼女の❝リア友枠❞として、コアファンの方々に認知されています(うれしい(笑))。

イリアムには、デビューしたての配信者の枠へ行き、2分視聴&10コのコメントを残すとポイントが貰えるシステムがあります。このポイントを使って、みんな好きな配信者に投げ銭するわけです(もちろん課金でもできます)。

「わたしも友人に投げ銭してみたいから、ポイ活したい!!!」(笑)と、勇気を出してデビューしたての配信者を回っていると、、、いろんな分野の人たちがいて面白い!と気が付きました。キャラクターに扮したVtuberを筆頭に、歌い手さん・夜職・トラック運転手・パチプロ・学生で話す練習に……などなど「へえ、こんないろんな人がいるんや」の数々。

かなりコアな自分を発信している人も多く、刺さる人には刺さるだろうなと。自分がコアだから、相手にもコアに刺さる。コアファンができればマネタイズだってしやすいし、オフ会開いて気が合うから付き合おうってなって……なんてことも多いのかな(?)って。知らんけど。

バーチャルの世界のいいところは、顔で判断できないこと。リアルなら、顔で判断してしまって関わってこなかったかもしれないけど、ほんまはめっちゃ性格あうやんか!超親友やで!みたいな人に出会える。

少なからず人は見た目に左右されていますから、バーチャルこそ❝気軽に人に出会える空間❞なのだと気が付きました。

また、バーチャルのメリットは❝イヤになったらすぐに切ってしまえること❞もあります。直接会ったり、連絡先を交換してしまったりしていたら別ですが、専用のアプリやSNSでつながっている分には、アプリやアカウントを消してしまえば関係はおしまい。ある意味さっぱりしてて、私には心地よく感じる。

陽キャの皆さんからしたら「会ってなんぼっしょ!」「face to faceじゃなきゃ!」「バーチャルでの友達なんて嘘っぱちじゃん!」って思うかもしれない。「浅い関係とか要らない」って思うかもしれない。でもそれが楽しいのは、コミュニケーションが高くて愛されキャラでみんなといたりするのが楽しくて、夏は海でBBQ、冬はみんなでスノボ行く人だけ。私たち陰キャは、全然楽しくない、むしろ気を使って疲れてお金もかかって準備までして……何してんだろの虚無が私を迎えに来てしまうのだ。(みんな一緒にしてごめん、(笑))

さみしくて誰かと話したいとき、なんか知らない人に雑談を聞いてほしいとき、バーチャル空間での会話はある意味救いになるときがあるのかもしれない。今は生涯未婚率も高く、あえて一人でいることを好む人も多い。そして、私もその一人。

深い友達は少しでいいけど、ちょっと話す仲間がいると、それはそれで気分転換になるし楽しい。そんな世界線があってもいいじゃない。気軽で手軽で、気負いしない人間関係って素敵じゃん。配信を見ていてそう思いました。

NFTが出た時、イケハヤさんが「これからはバーチャルの世界で生活するようになる」って言っていたけど、こういうことなのか!と、イリアムを通して実感しましたって話。

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