円安が加速しています!!!
なんて聞いても……「うーん、いまいちわからん」「世の中に悪いって感じで放送されているから悪いん……だよね?」みたいな人、多いのではないでしょうか。
というわけで、前置きはナシ。
誰よりもわっかりやすく!丁寧に、日本の円安事情について解説していきますよ~★
円安とは?
そもそも、円安について理解していきましょう。
例えば、いつも買っているリンゴが1個100円だとします。
次の日、いつものリンゴを買おうと思ってスーパーに行くと、1個120円になっていました。
品物の性質が変わったわけではないのに、値段が上がっているわけです。
同じリンゴを買うのに、円を20円も多く払わなければならなくなりました。
払うお金の量が増えた=円の価値が下がったということです。
円の価値が下がる=円が安くなる=円安というわけです^^
日本の円安の現状
日本の円安事情
そもそも、円は固定相場制で「1ドル=360円」と決まっていました。
しかし、1973年から、円は変動相場制に変更されました。
そして、2022年3月28日には、125円台に達するなど、2015年12月以来の円安相場になりました。
なぜ円安が進んでいるのか?
一つの理由として「指値オペ」が行われるためとの見方があります。
指値オペってなに?
指値オペとは、日銀が利回りを指定して(指値)、国債を無制限に買い入れる措置のこと。
日銀は、金融市場のお金の流れを調整するために、国債や社債を売ったり買ったりしています。
これは日常のこと。
指値オペをすることで、上がり過ぎた長期金利を下げたいと考えているみたいです。
しかし、反対に米国では「利上げ」を検討している模様。
例えば、金利0.002%のメガバンクか金利0.1%のネット銀行、どちらにお金を預けたいと考えますか?
金利がいい方がお金が増えるってことだから
私はネット銀行に預けたい!
こう思うのが普通ではないでしょうか?
金利を下げたい日本、金利を上げたい米国。
どちらの通貨を持ちたいと考えるでしょうか???
こうなると、日本円から米ドルに換金する人が増えるはず。
日本円が欲しい人が少ない=価値が低い=円安になるという流れが加速しているわけです。
指値オペを判断した日銀が良いか悪いかは置いておいて、円安の背景にはこのような事情が関わっているということです。
円安のデメリット
円安になると、払うお金が単純に増えます。
海外に輸出する場合は儲かりますが、海外から輸入する場合は儲かりません。
日本には、輸入に頼っている日用品・食品・その他諸々の商品が多数存在しています。
例えば、原油なんかは99%が輸入の商品。
そのため、物価上昇のインフレが起きて当然のことというわけです。
4月~値上げが決まった商品も多数存在していますよね。
マックなどの大手企業も数十円の値上げに踏み込みました。
円安に対策は必要?
絶対必須ってわけでもない。
お金が有り余っていて、別に対策したいわけではないって思うならそれでもOK。
というか、ほとんどの人はそうなんじゃないかなあと思います。
とはいえ、この記事を読んでくださるような真面目なあなたは、円安に対して「対策したい」「どうしたらいいのだろう」と思ってくれている人なのだと思っています。
今日はわたしの考える円安対策を一部ご紹介出来たらと思います。
様々な資産を持つ
日本は、預金大国!
預金命な日本人が多すぎる問題!!!
預金というのは、日本円だけにオールインで投資しているのと同じなわけです。
そのため、リスクヘッジとして、他の通貨や資産を持つことをおすすめしています。
株式・投資信託・金・不動産……なんでもOK。
とにかく日本円以外の資産を持ちましょう。
米国株投資がおすすめ
特に、株式や投資信託への投資ははじめやすくおすすめです。
日本株に投資する=日本円に投資するのと同じようなものなので、投資するなら米国株がイチオシかと思っています(あくまで希様はの話ですが)。
米国株の魅力については、改めてまとめることにしましょう。
まとめ:日本円に未来が見えない……そう思ってしまう今日この頃
いかがでしたでしょうか?
希様は正直、日本円に未来が見えません(笑)
悲観的になりすぎることもないですが、日本円だけにベットするのは非常に非常に危険です。
投資は怖い・損する・リスクが高いというイメージがあるかもしれませんが、日本円だけにオールインしていることの方がよっぽどよっぽどリスキーといえるでしょう。
どうせ投資をはじめるなら「つみたてNISA」という超お得な制度を使いこなして、20年間非課税で運用してしまいましょう♡
ではでは、今日はこの辺で★