
おはようございます!ノゾミです($・・)/
確定申告という恐ろしく高そうな山が近づいてきましたね。
確定申告の期間は2月16日から3月15日なのですが、今年は緊急事態宣言もあり、特別措置として4月15日まで延長となりました。
本日はテーマにもある通り、確定申告において大切な経費の線引きについて解説していきます!

待ってワン。
まず確定申告がわからないワン。。

安心していぬきち!
そこから解説していくよ^^
まずは確定申告について解説していきます^^
ご安心を☺

確定申告とは
まず確定申告で検索をかけるとウィキペディアにはこのように引用されています。
確定申告は、日本の租税に関する申告手続を言う。その年1月1日から12月31日までを課税期間として、その期間内の収入・支出、医療費や扶養親族の状況等から所得を計算した申告書を税務署へ提出し、納付すべき所得税額を確定すること…
Wikipediaより
税務署等からの引用よりわかりやすかったのでウィキペディアを採用しました。
つまりどういうことかというとすべての収入から経費を引いて、残りの金額に税率をかけた額が税金になるということです。
簡単に式に表すとこんな感じ
日本の税金は「累進課税制度」といい、働いて給与所得が増えるほど、税率が高くなります。
つまり、高所得者ほど税金が高いということです。
税率は5%から45%も違うんです!!!
例えば、100万円をもらって、5%の税金を納めるとしたら…
1,000,000×5%=50,000
よって5万円になります。
じゃあその税率が45%だったら?
1,000,000×45%=450,000
よって45万も税金として国に払うのです!!
どれだけ変わってくるか、理解できましたか??

そうなんだ~!
じゃあ経営者になったら損だわん。

実はそこで大活躍するのが「経費」。
きょうでいぬきちも大好きになると思うよ^^

え~!
ほんとかワン?!
経費とは
経費とは…事業に要したお金たち です。
個人事業主や経営者に関しては、例えば打合せの際のお茶代は「交際費」・打合せまでのバス代は「旅費交通費」・会社用のボールペン代は「消耗品」などという決まった項目(これを勘定科目という)で経費として所得から引くことができます。
先ほどの式に戻ると、
1年間の総所得-支出=残額×税率=税金
この、赤いラインのところです!
残額が減る=税率をかける額が少ないから、税金も下がる
というしくみです。
例えば、総所得-経費=100万、税率5%なら税金は…
1,000,000×5%=50,000
一方、総所得-経費をせず、総所得500万、税率5%なら税金は…
5,000,000×5%=250,000
同じ収入でも経費があるとこんなにらくに税金を減らすことができます。
このことを「節税」といいます!

節税!聞いたことあるワン!

ただ、節税になるからといって、なんでも経費にするのはだめよ。

え!!!!
そうです。本質を見失ってはいけません。
経費とは、事業に要するもの。
いわゆる仕事のために必要不可欠なものです。
あなたがもし目の前に経費の領収書があるなら、その領収書を胸に問いかけてみてください。
「やましくないか?」
「内容と理由を説明できるか?」
(※ずるいいいかたをすると、言い訳できるか?)
基本的にはここに沿って決めます。
もちろん事業によって経費にラインは違います。
経理の私は美容が好きでよく買いますが、化粧品は経費になりません。
ただ、美容系ユーチューバーであれば、化粧品は経費となるでしょう。
自分の心に聞いて決める、ぜひ実践してみましょう。
経理の私が経費にしたもの
参考までに、「経理」の私が「経費」にしたものを紹介したいと思います。
内訳としては、参考書・ブログ記事用の書籍等の購入です。
資格本ももちろんですが、普段から月少なくとも5冊多くて10冊は読書しています。
書籍紹介・要約の記事も作成予定ですのでお楽しみに!
こちらは定番ですね。
バス、電車、タクシー、等公共交通機関どれでも、打合せなどに要したものは経費に算入可能です。
車、いわゆるガソリン代や高速代も使ったときは経費に算入しています。
打合せの飲食代や、手土産・プレゼント代も含みます。
とにかくお客様当お相手がいるところに発生したものを計上します。
交際費にはいろいろな規定がありますが、おおまかにこういう内容だということを理解できればOKです。
今年大きく購入した消耗品費は、仕事用のデスク・イス・デスクライトですね。
もちろんこの考え方で行けば、PCやiPad・携帯なども経費に算入できます。
ただ、プライベートにもまたがって使用をするものに関しては、注意が必要です!
家事按分ってなに?!
先ほど紹介したPCやiPad・携帯のほか、家賃・駐車料金等において「仕事でも使うけどプライベートでも使う」といったものってありますよね。
そういうものは全額経費にはできません!!

携帯は日常にもつかっていますよね?
こんな感じで怪しまれます(笑)
例えば、家で仕事をしている場合1日10時間仕事をしているなあ。
↓
週3日のしごとだな。
↓
10時間×3日=1週間30時間!
↓
1年は52週だから、30時間×52週=1560時間
1年は8760時間だから、約20%家にいる時間仕事してるね!
よって、家賃の20%を経費とする。。。みたいな。
こんな細かく計算している人はなかなかいないかもしれませんが(笑)
自分の仕事効率や能率を調べるにはとってもいい機会ですので計算、1度はしてみるのもいいかもしれません。
だいたいの方は「まあ1年の3分の1くらい家で仕事してるから、30%だけ経費にしよう」など…。
こんな感じで決めている人がほとんどです。
いろいろな考え方があると思いますので、税理士さんやまわりのフリーランスに聞いてみるのも1つかもしれませんね。
やっぱりFPと簿記の知識はここにも!
ここまでの話も、もっと深い話も、やはりFPや簿記の資格を取っているとスムーズに理解できます。
経理を使わない人でも知識として持っておくと、生きていく中で本当に便利です。
学校で国語や数学と混ぜて必須科目にするべきと思っています(笑)
ぜひまずは「読書」がてら、テキストを読むところからはじめましょう。
焦る必要はありません。
今この巣ごもりの世の中、外に出ずらい世の中のうちに、手を出すきっかけとなればうれしいです。
まとめ
今回は、フリーランスにおける経費についてお話ししました。
実は、サラリーマンや雇われのあなたにも関係するお得になる「確定申告」もあります。
程よく、必要なものに経費を使って、ムダな支出を抑え、経理改善を行いましょう!(^^)!
本日はここでおしまいにいたします。
土曜日ですが、あなたはお仕事でしょうか?お休みでしょうか?
ぜひ、簿記・FPのお勉強の機会に、今日を当ててみてくださいね^^
お仕事のあなたは、今日もいってらっしゃい^^
それではまた($・・)/~~~

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