あなたは『消費税』についてきちんと理解が出来ているだろうか?
残念ながら私は、消費税がない時代を生きたことがない。
消費税増税して借金を返したらええ
消費税増税は嫌だけど、理解はできていない
いろんな意見が揺蕩う中、今回は消費税の真実をみていき、消費税について正しい理解と、あなたなりの考えを持ってほしいと思い、この記事を作成している。
消費税増税検討のニュースが広がり、じりじりと『におわせ』がされている昨今。
本当に消費税増税は必要なのか?
そもそも消費税は必要なのか?
なぜ消費税が出来たのか?
日本国民である以上、この事実は絶対に知っておかなければならない。
消費税とは
消費税とは、商品・製品・サービスなどの取引に対して平等に課税される税金のこと。
2012年には、社会保障のために使う資金と明記された。
税金は『公平』であるべきと考えられている。
しかし、消費税は『平等』であり逆進性が強い(大人も子供も同じ重さを強いられる)とされるため、あまりいい税の取り方とはされていない。
消費税の歴史
- 1989年竹下内閣(自民党)
消費税3%で導入
- 1997年村山内閣(自民党)
消費税5%に増税
- 2012年野田内閣(民主党)
社会保障のために使う資金であると明記
- 2014年安倍内閣(自民党)
消費税8%に増税
- 2019年安倍内閣(自民党)
消費税10%に増税
- 2022年現在岸田内閣(自民党)
増税を検討したい考えを表示
消費税はこのような感じで徐々に上がっていっている歴史がある。
消費税は逆進性が強い(平等と公平の違い)
ポイントにも述べたが、一つ目の問題点として逆進性が強い税金であることがあげられる。
平等とは、強いものにも弱いものにも同じ量の負担を与えること。
一方で公平とは、強いものにはたくさんの、弱い者には少量の負担を与えることだ。
平等……つまり、弱者には厳しい状況であることを『逆進性が強い』と表現する。
税金はもともと『公平であるべき』と考えられているため、消費税はそもそも存在自体が問題提起されているわけだ。
なぜ消費税を作った?
このような思惑があり、消費税を作ったものの、加速度的に進む超高齢化社会では、対応が出来なくなってきている。かのように見える……。
かのように見える……と表記した理由は、下記で解説していきます。
増税された資金はどこへ?
増税しているものの、一向に暮らしは楽にならないし、噂によると年金が減額?何なら若い世代は貰えない?そんな憶測が飛び交っている。
では、実際どんな現状なのか見ていこう。
社会保障費が下がっている
こちらは、伊藤修平作『消費税増税と社会保障改革』の書籍による要約であるが、事実、社会保障に関する費用はほぼすべて削減されていることがわかる。
社会保障のために使う資金を集めたはずなのに、一体どこへ行ったのか?
法人税は軽減している
一方で、法人税は軽減していることをご存じだろうか?
- 1989年法人税40%
- 2018年法人税23.2%
このように、約30年ほどで、法人税は半分になっている。
消費税が始まったのは1989年、そこから約30年超で、法人税は圧倒的に下げている。
また、大企業になるほど優遇される減税策があったり、事実、大企業の内部留保(企業の持っているお金・貯金)は過去最大になっていることなどからも、法人向けの政治をしてきたように思われる。
法人向けの政策は『産業の空洞化』を防ぐためといわれているが、実際海外から日本に大きな企業が来たわけではないし(世界と比べて法人税が圧倒的に安いわけでもない)、日本の工場はほぼ海外にある。
結局空洞化は防げていない様にも見えるし、ただの票集め政策と思われてもおかしくはなさそうだと読み解けます。
自民党高市氏VSれいわ新選組山本氏
(れいわ)
消費税は減税された法人税の補填に使われたのではないですか?
(自民党)
テレビでデタラメを言うな!
消費税は社会保障のために使うお金と憲法に明記されています。
※一部要約して言葉にしています。
失われた30年は消費税が引き金?
あなたは『失われた30年』を知っているだろうか?
日本は30年間経済が停滞している。
日経平均株価の推移とS&P500の株価の推移を比べたものが以下だ。
S&P500が紆余曲折しながら成長しているのに対し、日経平均はずっと平行になっている。
つまり、日本経済は30年以上、ずっと停滞しているのだ。
30年ほど前にできた制度は何だっただろう。
そう、消費税だ。
何らかの関係があったっておかしくない。
私たちはどうしたらいい?
あなたは家計を見直そうと思ったとき、まずは何からはじめるだろう?
大体の人が、固定費や支出の見直しから図るのではないだろうか。
これは国のお金だとしても同じだとサイト主は思っている。
支出を見直しもせず、収入だけ増やす。
利権の企業にお金を巻き、日本に余裕がないのに海外に寄付をしまくる。
この海外の寄付も、首相の家族絡みかもしれない疑惑も浮上している。
何が正しいと感じるかは人それぞれ。
ただ、文句を言う前に、選挙にいくことが必要だ。
参院選挙のときからわかっていた。
この選挙が終われば『黄金の三年』がやってくることを。
解散がない限り、三年は選挙がない。
つまりやり放題なわけだ。
何も考えず、思考停止でいれば、強いものに食いつぶされる。
それが資本主義だ。
よく考えてみて欲しい。
ぜひあなたの意見をコチラ迄送ってください。
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