「かわいい服を、安く着たい!」
そんな時代は終わりを告げました。
好きな服を着ることで気分があがったり・自己表現をうまくしたりするだけでなく、環境問題への取り組みを視野に入れたブランドが増えています。
裏を返せば、ファッション業界はアンサスティナブルであったということ。
本日は、サスティナブルファッションが今急速に伸びている理由から、サスティナブルファッションを楽しむためにできることを徹底的に解説していきます。
※サスティナブルな取り組みとして、マイカップの持参にハマっています↓
サスティナブルファッションってなに
サスティナブルファッションとは、アパレル衣服の生産・回収・廃棄・リサイクルまでの一連の流れを、持続可能なシステム作りに変えていこうと取り組んでいる衣類のことを指します。
単に、リサイクル素材やUSEDを使用したファッションというわけではなく、地球環境・労働環境・動物愛護……を考えた服作りを目指しています。
ファストファッションの闇
従来、ファストファッションの流行を受け「安くてそれなりのもの」が売れ「高くてイイモノ」「中価格帯でイイモノ」が売れなくなっていました。
しかしファストファッションの裏側というのは悲惨極まりありませんでした。
結局、安く売るには、安く仕入れたい。
安く仕入れるには、大量に仕入れる必要がある。
このループから、大量生産→大量消費→大量廃棄を繰り返す羽目になっていたわけです。
ウイグルの問題に関しても、あまり知らない方は多いでしょう。
劣悪な環境で働かされ、中国国家に、囚われてしまっている人たちです。
審議はどうなのか定かではありませんが、恐ろしい事実が今そこにある可能性があるわけです。
ウイグルに関しては以下を参考文献にどうぞ↓
また、アパレル販売員にしてもそうでしょう。
アパレル販売員は、自分の給料から仕事着を買わねばならず、給与天引き。
少し社割があったとしても、経費として落とせない理由がわかりません。
元アパレルスタッフだからこそ、未だに、超疑問に思っています。
衣服ロスが大量発生の事実
新品や、未だ着られるままの洋服が廃棄されることを意味する「衣服ロス」。
日本の衣服ロス量は、先進国の中でも圧倒的に多く、1年間の生産は30億着、そのうちの半分15億着が廃棄されていると言われています。
ばかばかしいね。
サスティナブルファッションの取り組み
以下では、サスティナブルファッションの取り組みについて解説していきます。
取り組み①原材料
従来よりも環境にやさしい方法で栽培された綿花を使用したり、リサイクル素材を使用することなどがあげられます。
アメリカ綿は世界で唯一水やエネルギー使用の削減を数値化することに成功し、従来より水85%の削減を実現させています。
また、動物搾取をしない取り組みも進んでいます。
多くのハイブランドはレザー・ファー・スキンの使用をやめる取り組みを行っています。
取り組み②製造過程
長く使用できるデザインなのか?労働環境に透明性があるのか?を重要視しています。
また、少量生産やオーダーメイドなどの受注生産に切り替え、ムダに服を作る文化を廃止させる動きに出ています。
販売の面では、セールをしないことや原価を公開し、製造の透明性を高めています。
日本のサスティナブルブランド「10YC」は「着る人も作る人も豊かに」を掲げています。
多くのアパレルブランドの原価率は15~30%。
取り組み③購入後
1着を大切に切ることがコンセプトとなるサスティナブルファッション。
そのため、修理・回収できることを重要なポイントとしています。
大切な服を修理に出せるシステム作りや、リサイクルする様な取り組みが相次いでいます。
サスティナブルブランドおすすめ3選
Stella McCartney(ステラマッカートニー)
イギリス出身、高級ブランドステラ。
いち早くサスティナブルを取り入れたとされるハイブランドです。
創業者のステラマッカートニーがヴィ―ガンであることから、動物性由来の毛皮やレザー素材を使用しておらず、アイテムの金属部分には再生可能なメタルを使用しています。
LabelC by LIB JOIE(ラベルシー)
リサイクル素材を積極的に使用し、環境に配慮しているブランドです。
サスティナブルインナーは、廃棄された漁網を使用したエコナイロン素材です。
こちらはおしゃれでクールなデザインでめっちゃ好み。
今年のコートはコチラで購入させて頂きました。
ARMWEDANGELS(アームドエンジェルズ)
サスティナブルに見えない、超カジュアルウエアやストリートを展開しています。
ドイツブランドのため、サイトがドイツ語で使い辛い……。
値段も超高いことなく、買いやすい値段。
ここのスエットを購入検討中。
まとめ:サスティナブルみんなで流行らせよう!!!
いかがでしたでしょうか?
最近、サスティナブルブランドしか買わないキャンペーンを勝手に開催しています(笑)
お洋服が大好きだからこそ!!!環境にやさしいことをできることからしたい。
サスティナブルブランド、はじめてみませんか?
ではでは。
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※スタッシャ―は、タッパー・ラップ代わりになるし、繰り返し使えるし、そのまま調理もできるサスティナブルグッズ。これもおすすめ。