赤字個人事業主なのに国民健康保険の減額が受けられない場合の対処法はコレ!

金融・経済

先日、1人暮らしからまたまた実家暮らしにお引越ししたのですが、国民健康保険(国保)の金額でトラブル発生。1人暮らしは新宿区でしていたのですが、転入した途端、赤字で確定申告しているはずなのに、国保の金額が4~5万円ほど値上げされていました

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健康保険料や所得税などを加味し、赤字申告をしていたまででしたが、一体どのようにすれば減額を受けられるのか……試行錯誤した結果、解決をしましたのでここに記します。

赤字なのに国保の減額が受けられない原因

結論から申し上げますと、原因は「世帯主」。うちの家計は父・母・私・妹の4人家族で、世帯主は父です。また、父・母・妹の3人は全員社会保険加入者です。

国民健康保険の計算は複雑ですが、計算のもととなる「所得」は、本人の所得だけでなく「国保加入者の所得+世帯主」で計算されるようです。

つまり例えば、うちの場合は「父+私」。世帯主の父が社会保険でも、世帯主であるため、所得に加算されます。

仮に、父・母・子の3人家族だとし、父が世帯主で社会保険加入者・母が国保・子が国保の場合は「父+母+子」となります。母が社会保険の場合は「父+子」というわけです。

私の父は会社員で収入もそれなりにあるため、私が仮に赤字で収入0円だとしても、国民健康保険の減額が受けられない状態になっていました。今までは1人暮らしであったため、世帯が自分1人。だから減額が受けられたわけです。

世帯主が自分じゃない場合の赤字個人事業主の対処法

世帯主が親とはいえ生活費は別なわけです。ですからどうしたらいいかと調べてみたところ、世帯を分ける「世帯分離」が有効な手だと考えました。

しかし、国民健康保険料の減額のために世帯分離をするということは、一応禁じられている(?)らしいです。窓口のおばさまがおっしゃっていました。

そのため、生活費が別であるとかそういうことを結構しつこく聞いてこられました。健康保険料の収入が減るのが、国的には困るのかな?と。特に書類の提出などは求められていませんし、求められたとしても赤字の確定申告を見せるだけですが。

世帯を分ければ、自分の保険料は自分1人として計算されるので、かなり正しい請求方法になると思うのですが、世帯分離ってそんなに悪なんですかね?

ってなわけで、先ほど世帯分離を完了させました。

むしろ、自分が稼いだお金じゃないのに合算して計算されていることを知って、国の闇をみた気持ちです。

世帯分離にもデメリットあり

一応、世帯分離にもデメリットがあるみたいです。

私は当てはまらなかったので、まとまっている記事を添付しておきます。気になる方は、自分で一度調べてみることをお勧めします。

周りで世帯分離しているって人を聞いたことがなかったので(というか、そもそも会社員として働いていれば、世帯分離する必要ないしね)、不安に感じましたが、要するに1人暮らししているときみたいな計算になるだけです。家が同じだけど、世帯は1人暮らしだよってイメージ。何ら普通のことですね。

国民健康保険料は居住地域によって金額が変わる

実は国保って、居住地域によってかなり金額が異なります

現在の居住地域はかなりの田舎なのですが、以前居住していた東京都新宿区よりも料金が高かったです。都会だから高いってわけでもなさそうです。

田舎は収入が少ないからか?と思い、私の実家よりももっと田舎の祖母の居住する地域を検索してみたところ、むしろ祖母の地域のほうが激安でした(笑)

地域によって違うみたいですから、居住地を選択する際は、国民健康保険料を考慮するのも大切かもしれませんね。

まとめ:知らなきゃ損していることがたくさんある

いかがでしたでしょうか?

そもそも、減額制度を知らない人もいたかもしれませんし、知らず知らずのうちに高額の請求を払っている場合もあるかと思います。

知らなきゃ損する国のお金の制度。また、体験談をもとに、まとめていきたいと思います。

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