最近、ネットでもニュースでも「これからは投資だ!」ってよく見るよね。
でもさ、正直面倒くさいよね。
このような人は少なくないのではないでしょうか?
「つみたてNISAやらなきゃ損!」
「老後2000万問題に備えてiDeCoを活用!」
なんてよく聞きますが、どうしても資産運用が億劫な人だっていますよね。
サイト主は、以下の記事を見て頂いて分かるように資産運用が大好きです。
本記事では、資産運用に前向きじゃない人に向けて「別にイイんじゃね?」って思っている話をお話しできればと思います。
資産運用をやらなくてもイイ?【3つの理由】
資産運用なんて面倒くさい!
こういうむずかしいことは苦手!
このような人は、別に資産運用をやらなくてもイイと思います。
その理由は以下の3つです。
理由①個人のリスクの問題
資産運用に失敗した場合、失うのは「お金」だけではありません。
までもを失うことになります。
お金は無限ですが、時間は有限。
時間をかけた上にお金を失うというのはやはりショックです。
資産運用はいつでも安心安全!絶対お金が増える!というわけではありません。
仮想通貨投資なんかは、1日で20%前後の暴落は当たり前。
100万円が1日で80万円になったりするってことです。
このように、リスクを取るからリターンを得られるわけです。
つまり、「リスクを取れない」とあなたが判断したのなら、資産運用を無理にはじめる必要はないのです。
理由②資産運用=儲かる ではない
上記でもお話した通り、1日に数万・数十万損をしたり、逆に得をしたりすることもある資産運用。
つまり、損をしているときに売ればマイナスになるわけで(当たり前)。
資産運用=儲かる、資産運用=お金持ちという考えは間違えているのです。
日本の株式の値動きを見てみましょう。
かの有名な「日経平均株価」↓
例えばこれでも、1990年に日経平均を購入し、2014年に売った場合は儲かります。
でも、同じく1990年に日経平均を購入し、2012年に売った場合、値下がりしているため損しているのがお分かりいただけますでしょうか?
つまり、どの期間で投資しているかによって、損するか?得するのか?は変わるわけです。
バブル崩壊後1990年~のおよそ20年間、日経平均は伸び悩み、日本は「失われた20年」とまで呼ばれています。
両親や祖父母が「投資はあかん!」という理由はここです。
彼、彼女らの資産運用期間の日本経済が死んでいたからです。
(ちなみに米国株、例えばS&P500なんかはずっと右肩上がり)
どちらにせよ、確実に100%儲かる保証のついた資産運用はありません。
あったら投資詐欺かポンジスキームでしょう。
アメリカの天才詐欺師「チャールズ・ポンジ」がその名の由来。
「出資を募り、運用益を配当金として支払う」と言って資金を集め、実際の運用はなく、新しい出資者からの出資金を配当金として支払いながら、破綻することを前提にお金を騙し取る手法
FLA
理由③余剰資金でやるもの
資産運用ってそもそも「余剰資金」、つまり余ったお金でやるものです。
だからそもそも
とか、こういうの間違ってます。
もちろん、コツコツ長期投資でお金を増やしていきたい!と考えるならば別ですが、基本的には資産運用は「貯金はそこそこたまったし、投資でお金を働かせるか」って感じでやるもの。
無理にする必要ないんです。
もちろん資産運用はやった方が得だとサイト主は思っています。あくまで、サイト主は。
でも、リスク許容度が低かったり、貯金が少なかったり、はたまた収入が少なかったり……。
人によって家計の状況は様々でしょう。
だからこそ「あの人もやってるからやった方がイイの?」「こういうのが苦手なのに、無理してでもやった方がイイ?」なんて悩むのはお門違い。
投資は余ったお金でするもの。
興味があるなら少しずつ勉強し、小額から試してみればいいんです。
ちなみに初心者におすすめなのは「つみたてNISA」。
投資は半年~2年ほどの貯金が貯まってからはじめるのがおすすめ。
貯金は資産運用より大事!
資産運用はしなくてもOK!
でも、生活費は絶対的に必要ですよね。
そこで大切になってくるのが貯金です。
普段の生活費はもちろんのこと、病気や事故、老後、教育資金などに備えた資金も、貯金で賄う必要があるでしょう。
資産運用はしないにしても、貯金は確実に貯めておくべきです。
もちろん、貯金にも「インフレリスク」というものがあります。
ここですべてを説明すると頭がパンクしてしまうかも(?)しれないので、預金のリスクについてはまた関連記事を掲載いたします。
※預金リスクについてはこのInstagramもわかりやすい↓
家計管理のポイントについては以下の記事でも解説しています↓
まとめ:資産運用はやらなくてもOK!自分のリスクと比較しよう
以上をまとめると以下のような感じ↓
俺は今を生きたいんだ!だから貯金はしていない!
なんて人も、いざというときのお金は少し蓄えておいた方が良いでしょう。
お金に余裕があるって、心の余裕にもつながります。
貯金を増やしていきながら、心も穏やかに暮らせるなんて最高ですね。
それではまたあした。
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